今月は長篇、四年越しの「ニーベルングの指輪」をふり返って
新国立劇場で毎年一夜ずつ公演され、今年ようやく終幕を迎えた
『東京リング』の全体像を総括してみようと思います

記憶の誤りもあるかもしれませんが(確実にある、と思いますが)
とりあえず、私の記憶の範囲で、全体の演出の流れ、および
この壮大な物語の筋を追ってみたいと思います。




 


美しく、深い、ライン川の曙のたゆたいを思わせる第一音から、音楽が始まる。暗い舞台には回転している一台の映写機、その横には本編以上に随分と老いさらばえたヴォータンが座り、その映写されているものを見ている様子。
序曲の盛り上がりとともに舞台転換、ラインの川底の場。
この場は斜め上から見たようにいびつに歪んだ四辺形のスクリーンと、その前に弧を描いて配置された後ろ向きの座席の装置。首から下に赤ちゃんのぬいぐるみをつけた三人のラインの乙女が、首だけを座席の上に出し、ぬいぐるみを椅子の背から客席に向かって見せ、まるでドリフの赤ちゃんコントのように登場(劇場に失笑とヒキの空気)。

三人がラインの清流を称える歌を歌っているところにキングコングのマスクをつけたオーバーオール姿のアルベリヒが映画館の乙女たちをナンパしようと登場(再び劇場に失笑とヒキの空気)。乙女たちは椅子の下に姿を消し、次にはぬいぐるみをとって、白い水着、白い水泳帽の三人のスイマーとして現れ、アルベリヒをからかいながら座席を泳ぐように逃げ回る。アルベリヒも早々にマスクを外し、乙女を追う。
そうこうしているうち、ラインの黄金が水底(スクリーン)にきらめき(CG)、乙女たちはその輝きを称え、欲望むき出しのアルベリヒを侮って、愛をあきらめた者だけがその黄金から世界を支配出来る指輪を作れるという話を軽々しく喋る。乙女たちに馬鹿にされたニーベルング(儒人)族のアルベリヒは乙女の傲慢に怒り、一転、愛を呪って水底に潜り黄金を盗む(座席からスクリーンに向かってダイブし、同時にスクリーンにCGのアルベリヒが登場、水を潜って、水底にある黄金のジグソーパズルの一片を外す)。乙女たちは驚き慌て、青ざめるまま暗転。

舞台転換、舞台全体が一枚の黄色い板で覆われ、その中央に前場のスクリーンと同じ型の四辺形の大きな穴が開いている。その穴の中に引っ越しの準備をしているように段ボール箱が積まれ、大きなデスクがある部屋の風景。奥には宇宙のような暗闇の広がる窓。
コート姿の大神ヴォータンがデスクに設計図を拡げ、巨人族に工事を請け負わせた神々の城、ワルハラの完成間近なことに悦に入っている。そこに妻のフリッカがスーツ姿で怒りながら登場、妹の女神フライアを形に工事を請け負わせたこと、その納期が迫っているがちゃんと対策を考えているのか、夫のヴォータンに詰め寄る。
そこに白いドレスのフライアが逃げてくる。それを追って巨人の兄弟、ファゾルトとファフナー、ヘリコプターのサーチライトのような光とともに奥の窓に登場。二人はブルースブラザーズのような黒スーツに白いストール、マフィア風の出で立ち。
城を完成させた巨人兄弟は約束通りにフライアの引き渡しを求める。親戚の兄ちゃんの様な神ドンナーとフローが現れ、巨人兄弟から従妹のフライアを守ろうとするが、契約を結んだ負い目のあるヴォータンに止められる。ヴォータンはなんとかごまかして他の代価で済ましてもらおうとするが、巨人兄弟は頑にフライアを要求し、ひとまず人質としてフライアを連れ去ってゆく。
困ったヴォータンは知恵袋、火と策謀の神ローゲを呼び寄せる。部屋の隅から中央にすべってきた小さな段ボール箱が開き、怪盗ルパンともマジシャンともつかぬ、マントにシルクハットのうさんくさい姿のローゲ、箱の中からイリュージョンチックに登場。知謀を買われて火の精から格上げ、ヴォータンに神格を授けられたローゲに、他の神々の連中は身分違いの闖入者として冷淡な反応。
ヴォータンになんとかするよう命ぜられたローゲはもったいぶりながら、ラインでの黄金紛失の顛末、乙女たちからの黄金を取り戻してくれるようにヴォータンに陳情してくれとの伝言を預かったことを話す。
ヴォータンはその黄金を代価にしようと、盗人のアルベリヒがいる地下の国、ニーベルハイムにローゲと共に向かう(四辺形の穴から舞台を仕切る板の外に出、そこに付けられた手すり梯子を下ってゆく)。

板が横にすべって場面転換。今度は黒い板に、さっきとは逆の向きに歪んだ四辺形の穴があいて、板の端にはスパンコールで「ニーベルハイム」の裏文字が大きく描かれている。
穴の中には近代的な工場の中二階(下に工場を見下ろす)のような、工場オーナー・アルベリヒの執務室が黄色い照明で照らされている。
アメリカ南部の勘違い成金のようにスパンコールのスーツを着たアルベリヒが娼婦風の女の腕を引っ張って登場。アルベリヒは女を机に突き飛ばしたり、ぶったり、サディスティックな振る舞いをし、女は早々に走り去ってゆく。(女は第三夜「神々の黄昏」の主役ハーゲンの母親グリムヒルデか?愛を呪って不能になったアルベリヒが呪いで孕ませた−という物語が、SMにはけ口を見出す不能者の苛立ちとして見られた)
アルベリヒの弟、エンジニアのミーメが女と入れ替わりに現れ、作業の遅さをアルベリヒになじられ、虐待される。ニーベルング族はラインの黄金の指輪の力によって、独裁者アルベリヒに支配されてしまっている。
アルベリヒが去った後、板の外側から再びヴォータンとローゲ登場。二人はミーメからアルベリヒの横暴ぶりを聞き、同情を装って、ミーメがアルベリヒの命令で「かくれ兜(かぶると何にでも変身できる)」を作らされ、それによってアルベリヒがニーベルハイムを恐怖支配していることを聞き出す。
アルベリヒと対面した二人は、そのかくれ兜の魔力を見せてくれるように懇願し、アルベリヒは大きな怪獣に変身する(四辺形の二つの対角に、大きなイグアナの様な怪獣の顔としっぽが現れる)。
ヴォータンは尊大に冷笑しながらそれ見るが、ローゲは過度に怯えた風を装い、アルベリヒにおもねる。「しかし、大きなものに変身できても、きっと、小さなものには変身できないでしょう」というローゲの口車に乗ってカエルに変身したアルベリヒは、あっさりとローゲの手で捕われてしまう。
場面は再びヴォータンの部屋へ。

フライアの作る青春のリンゴを食べないと老いてしまう神々は、皆ぐったりとしている。
ヴォータンとローゲ、人の姿に戻ったアルベリヒに縄をかけて蹴り飛ばしながら登場。アルベリヒは身代金にニーベルハイムの宝(ラインの黄金やかくれ兜)を要求され、口惜しさに臍を噛みながらも「指輪さえ手元に残れば」との含腹で、ニーベルングたちに命じそれらを運ばせる(部屋の下から出てきた小人たちの手が黒いスーツケースを端から端に並べてゆく)。
身代金と替えて解放を要求するアルベリヒから、ヴォータンは最後に指輪までも奪い取る。ようやく解放されたアルベリヒはその指輪に「所有者に必ず不幸な死がおとずれる」呪いをかけ、腹をナイフで刺して憤死する(第二夜以降アルベリヒは瀕死の重病人の姿で現れるので、ここでは未遂に終わったか?あるいは亡霊か?−原典ではアルベリヒはここで自殺はしない)。
巨人兄弟がフライアを伴って、再び交渉に登場。弟巨人ファフナーは兄ファゾルトがフライアに惚れているので、その姿が隠れるくらい財宝を積めばフライアを解放すると提案。神々はフライアの前にニーベルングから掠め盗ったスーツケースを惜しそうに積み重ねてゆく。
ファゾルトの未練をネタに、フライアの瞳の輝きの代わりとしてヴォータンの指輪をも要求するファフナーに、ヴォータンは指輪を渡すことを拒否、交渉は決裂しかける。
そこに大地と智の神エルダが、舞台の外、黄色い板の一部がジグソーパズルの形に開いた場所から現れ、その指輪を渡してしまうようヴォータンに忠告する。ヴォータンは渋々その忠告に従い、指輪を手放す。
「お前のために多くを犠牲にしたよ、さあ、戻っておいで」と手を差し伸べる神々の矛盾した理論に、フライアはあからさまに不信感を示し、ファゾルトと離れ難いような素振りを見せながら、神々の元に戻る。
指輪を手にしたファフナーは去ろうとするが、ファゾルトがフライアの瞳の代わりの指輪を望みだしたため、あざといファフナーは兄を打ち殺してしまう。フライアはファゾルトの死体に駆け寄り、薄情な神々よりも情の厚かった(であろう)ファフナーの死を悲しみ、死体に覆いかぶさって泣く(この時、フライアの白いドレスがファフナーの血で赤く染まる。舞台の伝統的な約束事として白いドレスの女性は処女、そのドレスが赤く染まることは処女喪失の暗喩なので、ここでフライアとファフナーが種族を超えて結ばれていたことが判る)。

兄殺しの指輪の呪いの恐ろしさにおののきながらも、神々は早々に気を取り直し、ワルハラへの引っ越しを始める。
雷の神ドンナーが雲を払う雷神の雷を部屋の真ん中で振りかざし、床を打つと、雷鳴とともに舞台全体が下に落ちてゆく。
舞台に大きく開いた穴の向こうに真っ白なセットがあり、それが徐々に近づいてくる。舞台手前の黒い部分と通路一本分くらいの隙間を残して、奥のセットは止まる。

真っ白な空間には向う正面の消失点に向かって斜めに延びる二つの壁面と三角形の天地、壁面には幾つものドアがあり、それぞれのドアの上には黄色い看板で矢印と部屋番号が振られ、天井には同じ黄看板で上向きの矢印が描かれている。そして、左右の壁にそれぞれWALと HALLという立体造形の文字が立てかけられ、白いスーツやドレスで着飾り、神々の冠を付けたヴォータンやフリッカたちがその合間に立っている。
ヴォータンは新築されたワルハラ城を称える歌を意気揚々と歌い、その奥へと向かおうとする。「指輪を取り戻して」と嘆くラインの乙女たちの歌がそこに聞こえてくるが、神々はそれを冷笑、無視して進み始める。ローゲだけは独り元のままの黒いマントとシルクハットの姿で、同行せずに壁にもたれ掛かっている。
 天井からカラフルな風船が降り注ぐ中(虹の橋)、その他にも現れた仮面をつけた色々な神々のつがい(皆白いスーツとドレスで、冠だけで日本の神、インドの神、エジプトの神、などという風なイメージが判る)がヴォータンたちに続いて堂々とワルハラ城へ行進してゆく。
 
神々の背を見つつ、ぼろコートを着たり包帯で巻かれた、ボロボロになったホームレス姿のラインの乙女たちがショッピングセンターのカートを一台押しながら、舞台最手前の黒い帯の部分を走り抜け、照明が落ち、幕。

 



2001年
序夜「ラインの黄金」


 


2002年
第一夜「ワルキューレ」



 


黒い壁面だけで何もない舞台から序曲が始まる。舞台奥にドアから差し込む様な白い光が横に伸び、その筋の上をコート姿のジークムントが息も絶え絶えに走り抜けてゆく。その後からギャングの様な怪しげな一団が彼のあとを追いかける。

<第一幕>
デッサンの狂ったいびつな形のフィディングの家。中央には同じくいびつな形の大きなテーブル。壁にはジークリンデとフィンディングのものと思われる特大サイズの結婚写真。
その無人の家にジークムントが闖入し、「誰の家かは判らぬが」とテーブルの下に身を隠して逃亡者の一時の休息をとる。ジークリンデが現れ、テーブルの上に寝そべって、一人無聊な身悶えをするさまを見せる。彼女はテーブルの下の疲れ果てた客に気付き、介抱をする。
スーツ姿のフィンディングが帰宅し、ジークリンデは客を紹介、三人は対面する。ジークムントはフィンディングに問われるまま、自らのヴェルズング族(ヴォータンが人間女性との間に創作した、半神半人の一族)について、また、現在ある人々に追われているという話をする。その話から、ジークムントを追っているのがまさにフィンディングの一族であることが判明し「今夜は客として宿を貸すが、明日は決闘だ」ということになり、不穏な空気のままフィンディングとジークリンデは寝室へと去る。
自らの不幸を嘆き、姿をくらました父ヴェルゼ(ヴォータンの変身)に救いを叫ぶジークムントのもとに、ジークリンデが現れる。彼女は自らが略奪されフィンディングの妻にされたことなどをジークムントに語り、その話から二人は実の兄妹であることが判明する。彼女は、昔ある旅人が「真の勇者にしか引き抜くことが出来ない」とこの家のトリネコの木に突き刺していった剣の話をする(テーブルの上あたりに大きな赤いヤジルシが上から伸びてきて、そこに赤い蛍光塗料の塗られた十字形の抽象的な形の剣が刺さっている)。
ジークリンデは冬の様に冷たい家に春の日差しの様な救いが訪れたことを喜ぶ。その歓喜の歌とともに、屋根と床を突き破って、緑色のヤジルシが家の中に入ってくる。
二人はテーブルの上に登り、ヤジルシから剣「ノートゥンク」を抜き、明るい光の中、愛と歓喜の歌を歌い、兄弟ながらも結ばれてしまう。


<第二幕 第一・二場>
ワルハラのヴォータンの部屋。四方は暗い空間、床面だけの部屋。傾斜のついた正方形の床面には地図とスケールの数値。奥には扉。
ヴォータンが自らの目論見(ジークムントがノートゥンクを手に入れ、ゆくゆくは英雄としてニーベルングの指輪を取り戻す)が上首尾にいっていることに悦に入りながら、テーブルの上に拡げた地図にヤジルシ形のピンを突き刺しつつ、娘のワルキューレ(戦死した勇者の魂をワルハラに連れ帰る戦乙女)ブリュンヒルデを呼ぶ。
フェンシング・スーツ姿のブリュンヒルデ、玩具の木馬にまたがり、赤十字のマークの形をした赤い盾を手に、「ホーヨートーホー」と掛け声を上げながら登場。ヴォータンはブリュンヒルデにフィンディングとジークムントの決闘について、ジークムントに勝利を授けるように指示、ブリュンヒルデは「大好きなお父様の言いつけ通りに」と喜んで指示を受けて去る。
入れ違いにヴォータンの正妻、結婚の女神フリッカが登場。白いドレスに羊の角の様な突起の冠を付けた彼女の姿は、今回唯一神らしい衣装。彼女はフィンディングから妻とジークムントの不義の訴えがあったためジークムントを敗死させるよう、結婚の誓約を保証する女神としてヴォータンに強く求める。フリッカの正論と、妻への負い目から、ヴォータンは断腸の思いでジークムントの誅殺を決断。フライアが去った後、再びブリュンヒルデに先刻とは逆の指示を出す。ブリュンヒルデは父の真意を知っているためその指示に異を唱えるが、ヴォータンは心の苦痛をこらえながら、ブリュンヒルデにきつく指示をする。
<第二幕 第三・四場>
ジークムントとジークリンデ、よろめきながら舞台に登場、地図の床面の上をヨロヨロとさまよう。ブリュンヒルデが現れ、ジークムントにジークリンデが彼の子を身ごもっていることを告げ、彼を勝たせることを約束して、母体を保護するために彼女を連れ去る。フィンディングとその不気味な一族が登場し、ジークムントと戦う。ジークンムントが勝利しかけた時、ヴォータンの神通力によって彼の剣・ノートゥンクが折れ、敵たちに無惨になます斬りにされてジークムントは死ぬ。
そこにヴォータンが現れ、ジークムントの骸を抱いて、その死を嘆く。ヴォータンの周りに呆然と立っていたフィンディング一家たちに、ヴォータンは「失せろ」と一声、彼らは骨が抜けたようにその場に崩れ去る。
ヴォータンは命令に背こうとしたブリュンヒルデに怒り狂い、彼女の後を追いかける。

<第三幕 第一場>
「ラインの黄金」の最終場面の白い空間と同じセット。違うのはそれぞれのドアに丸い覗き窓がついていることと、ドアの上に赤いハザードランプが点灯していること。
もくもくと煙が涌き、全てのハザードランプが煌々と光る中、舞台中央に置かれた医療用ストレッチャーに乗せられた死体がむくっと起き上がり、一番奥の扉へと向かい進んでゆく。
そんな中「ワルキューレの騎行」の音楽に合わせ、ゴムエプロンにゴム手袋をはめた緊急医療現場のナースの様な、食肉解体業者の様な姿のワルキューレたちが、ストレッチャーを押しながら慌ただしくドアを出入りする。
彼女たちが勢揃いしたところへブリュンヒルデが ジークリンデを伴って現れ、父の怒りからかばってくれるよう姉妹たちに懇願する。
父ヴォータンの恐ろしさにひるむワルキューレたちの協力を得られぬまま、ブリュンヒルデはジークリンデを物陰に隠す。そこにヴォータンが現れ、ブリュンヒルデはストレッチャーの脇にうずくまり、まるで虐待されたトラウマのある子供のようにうち震える。
ヴォータンとブリュンヒルデだけを前面に残し、ワルキューレたちのいる白いセットは舞台後方へと下がってゆく。
<第三幕 第二・三場>
白いセットのなくなった大きな空間に、下から大きな木馬が現れる。その木馬の周辺で、父と娘は二人で語り合い、父は最愛の娘を罰せねばならぬことを粛々と悲しみ、娘は愛する父の本意に叶うようにとった行動が認められぬ苦しみを述べる。
二人の心情を吐露する美しい二重唱が延々続き、最終的にヴォータンはブリュンヒルデの神格を奪い、岩場に眠らせ、彼女を目覚めさせた男のものにならねばならないという罰を娘に与えることを告げる。ブリュンヒルデは罰を受け入れるも、下らぬ男のものにだけはならない様な配慮をヴォータンに懇願する。ヴォータンは彼女のその願いだけは聞き入れると約束し、父娘は抱擁し、永遠の別れを交わす。

黒い板が舞台最前面に下り、舞台が隠される。 板の一部がドアのように開き、ヴォータンが現れる。ヴォータンは火の精ローゲにブリュンヒルデの眠る岩場の周りに勇者しか超えることの出来ぬ炎の壁を作るように命ずる。すると、黒い板の上部にCGで炎の様な形状をしたドイツ語の文字が投影され、めらめらと揺らめきながらスクロールする。
ヴォータンが板の前を歩き、別の扉に姿を消した後、黒い板は上がる。
そこには子供部屋のようにメルヘンチックな部屋があり、ベッドの上にブリュンヒルデが横たわっている。その周りには赤十字の盾、小さなサイズに戻った木馬などが置かれている。
ローゲの炎の美しい旋律が流れる中、ベッドの四方に実際の炎が着き、炎に囲まれて眠るブリュンヒルデの姿を見せつつ、第一夜幕。


 
 
 



 

 



 






 



 
 
ページ上部にメニューボタンが表示されていない場合
こちらからトップページ・メニューへお進み下さい